2012年 05月 04日
続・物語館の春 |
ー手紙として送られた人の手跡は、そのひととなりを如実に語るものである。
自分の才能を見出してくれた恩師からの直筆の手紙を、知原先生はこの書道展に展示されました。
「私個人に下さったお手紙さえも、先生の筆跡は芸術作品のようでした。」
知原先生が芸術作品と評した手紙をお書きになった人物とは・・・
90歳を過ぎてなお書き続け、生涯現役を貫いた書家・故沢田明子先生。
高知新聞の切り抜きでお顔を拝見したが、凛として美しい、年齢など微塵も感じさせない方。
沢田先生の詩文からは、
たおやかさと同時に、時流に調和して生きながらも動じない己の芯を見失わない強いものがうかがえる。
在りし日の彼女の信念をそのままに、この書道展で知原先生がご披露されたかったのでしょう。
「私の書を認めてくれた人」、つまりは「私を認めてくれた人」
人生のなかでそう言える人にめぐりあえたことを先生は語られました。
なんとうらやましいことでしょうか。
りか
自分の才能を見出してくれた恩師からの直筆の手紙を、知原先生はこの書道展に展示されました。
「私個人に下さったお手紙さえも、先生の筆跡は芸術作品のようでした。」
知原先生が芸術作品と評した手紙をお書きになった人物とは・・・
90歳を過ぎてなお書き続け、生涯現役を貫いた書家・故沢田明子先生。
高知新聞の切り抜きでお顔を拝見したが、凛として美しい、年齢など微塵も感じさせない方。
沢田先生の詩文からは、
たおやかさと同時に、時流に調和して生きながらも動じない己の芯を見失わない強いものがうかがえる。
在りし日の彼女の信念をそのままに、この書道展で知原先生がご披露されたかったのでしょう。
「私の書を認めてくれた人」、つまりは「私を認めてくれた人」
人生のなかでそう言える人にめぐりあえたことを先生は語られました。
なんとうらやましいことでしょうか。
りか
by uranokai
| 2012-05-04 21:33