2012年 02月 08日
ハンダ仕上げ |
石塀の「だい」部分の修復はハンダ仕上げ。
ハンダ仕上げには、土佐漆喰と土とスサを混練した物を使う。
漆喰の量を多くすると強度が高まるが、土の持つ自然の味を失うという。
できる限り土の色を残し水分の引きを待って鏝で押さえて密度を高める。
しめることで、土の持つ「素朴な色」が強くなる。
その場に合った鏝を仕掛ける事が、職人の腕前である。
(ura)
by uranokai
| 2012-02-08 23:29
| 登録有形文化財