2010年 08月 01日
映り具合 |
「慈母」
「母と書いたつもりが
母に必要な乳房の
点々を書くのを忘れ
間違ったまま出展した
懐かしい思い出の作品」 浜田翠苑
茶事で「お軸拝見」などと言いながら、掛物を鑑賞するのは、とても楽しいことです。
その茶会の趣旨にそった文字や表具裂との「映り具合」、亭主のセンスなども推し量ることができます。
今回の浜田翠苑さんの個展では、いろいろな表装(表具)を見ることができます。
表装とは、布や紙などを張ることによって保護・装飾された巻物・掛軸・屏風・襖・衝立・額など、又はそれらを仕立てることで、約千年以上も前に、中国から伝来した技術と伝えられています。
室町時代に茶道が流行し、鑑賞品として床の間を飾る掛物が、めざましい発展をとげました。
竹崎家の床の間を飾る掛物は、茶事で見られるような一般的な表装ではありませんが、コラージュ的に貼られた四角い裂が、文字と紙の白さにぴたりと映って、個性的です。 ura
母に必要な乳房の
点々を書くのを忘れ
間違ったまま出展した
懐かしい思い出の作品」 浜田翠苑
茶事で「お軸拝見」などと言いながら、掛物を鑑賞するのは、とても楽しいことです。
その茶会の趣旨にそった文字や表具裂との「映り具合」、亭主のセンスなども推し量ることができます。
今回の浜田翠苑さんの個展では、いろいろな表装(表具)を見ることができます。
表装とは、布や紙などを張ることによって保護・装飾された巻物・掛軸・屏風・襖・衝立・額など、又はそれらを仕立てることで、約千年以上も前に、中国から伝来した技術と伝えられています。
室町時代に茶道が流行し、鑑賞品として床の間を飾る掛物が、めざましい発展をとげました。
竹崎家の床の間を飾る掛物は、茶事で見られるような一般的な表装ではありませんが、コラージュ的に貼られた四角い裂が、文字と紙の白さにぴたりと映って、個性的です。 ura
by uranokai
| 2010-08-01 22:07
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